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2009/10/31

フェリーの見えるホテル

Friday Harbor, WA| 2008/10/31-day50



オフシーズンで落ち着いていたからか、San Juan Islandはとても上品な感じがした。オレゴン・ワインの揃ったスーパーも、美味しくローストしたコーヒーを出す店もあった。また別の季節に訪れてみたいと思う。

当日はハロウィンだったので、ホテルの受付嬢は魔女だった。



港を見下ろす角部屋。夜更けまでフェリーを眺めていた。翌朝もずっと見ていた。お陰で膨大な数のフェリーの写真が残っている(苦笑)。





こうした沢山のフェリーの写真なんてものは、壁一面にフェリーの写真を飾るわけにもいかないので、旅が終わってしまうと持て余してしまう。でもこうして見ていると、よっほど嬉しかったんだろうなぁ、と旅のワクワク感を思い出したりする。その数が感情のバロメーターみたいなものか。

2009/07/27

Cactus Inn

McLean TX | 2008/09/20-day09



部屋は快適だったのだが、blogを更新しているうちに鈴虫が鳴き始め、一晩中、その音に悩まされる事になった。以後、我々は「スズムシ・Inn」と呼ぶことにした。今となっては懐かしい宿。




www.cactusinn66.com

2009/01/25

Siesta Motel

Durango CO | 2008/10/03-day22

FREE ROOMS … JUST KIDDING の看板が面白い、その名もSiesta Motel。



紅葉が綺麗だったコロラド州 San Juan Skywayのドライブの終着点だったのがDurangoの街。そこで見かけたのがこのMotel。今から思えばここにでも泊っておけば良かったのだが、先に進もうとニューメキシコに向かってしまった為に、とてつもないホテル難民状態に陥ることになったのだった。

2009/01/15

番犬

Cortez,CO | 2008/10/01-day20

安Motelをチェックアウトしようと思ったら、フロントの前にころがっていたのは…



熟睡しているワン助であった。



眠そうだね。起こしてゴメン。



車でここを出る時にはワン助の前を通らなきゃならんのだけど、
ただのボケ犬かと思いきや、物凄い勢いで吠えておった。
まるで「おい、こいつ金払ったか?ちゃんと金払ったのか?」って感じで。
一応、番犬の役割は果たしているようであった。

はいはい。お世話になりました。またね。

2008/12/17

Jerome, AZ

Jerome, AZ | 2008/10/07-day26

セドナに滞在した後でルート66に戻るにあたり、ルート89Aというこれまた古い道を辿る事にした。その途中、山の中腹の小さな街がジェローム(Jerome)。

1898年に建てられた Connor Hotel。
それにしてもアリゾナの空、どこまでも青くて気持ちいい。




一階は飲食店やアート・雑貨屋さん等が入り観光客に人気。ホテルは二階で営業中。webサイトでは街やホテルの歴史の紹介も(www.connorhotel.com

予備知識なく訪れたのだが、周辺の街に比べて観光スポットとして賑わっていて、ちょっと驚いた。



街の歴史を紹介するMine Museum。
Jerome Historical Societyが様々な活動を通して街のキャラクターを守っているようだ。



一時期は人口15,000人と栄えた街は時代の流れとともに減り、1953年に鉱山が閉鎖された後は0人と正真正銘のゴーストタウンとなったそうだ。ところが、その直後から芸術家やヒッピー達が流れ込み、60年代~70年のムーブメントと共に復活したとの事。今でもその雰囲気が残っており、我々も陶器のスタジオ+お店で器をいくつか購入した。

セドナから約40分というだけでなく、フラッグスタッフまで1時間、あるいはフェニックスからも2時間と、意外に主要なところへのアクセスがそこそこなのも、立寄る人を集める理由かもしれない。

2008/12/13

Cowboy Motel

Amarillo, TX | 2008/09/21-day10



Amarilloの(安)モーテル街にて。
この日はTucumcariのBlue Swallow Motelを目指していたので、この街には泊らなかった。

2008/12/04

Motelの朝

Kingman, AZ | 2008/10/08-day27



僕達はいつも出発が遅い。
この日もチェックアウトする最後の客になってしまった。

ご覧の通り、Motelは直線で構築された世界だ。

2008/11/28

Renoの宿

Reno, NV | 2008/10/25-day44

リノにはカジノ街がある。レジャーランド化した最近のラスベガスとは違って、ここはまだ昔ながらの雰囲気のまま。安っぽくて猥雑なネオンが、まだ健在。遠い昔、初めてベガスに行った時にはまだこんな空気が残っていたな、と思い出す。

ヨセミテの大自然に浸っていた後でこの街に着いた。その雰囲気のギャップと長時間ドライブの疲れ+宿で洗濯をしなきゃならない日だったので、結局ギャンブルはせずに街を車で一周するだけにして、宿に向かった。



改装したという部屋は安いチェーン系ながら、まぁまぁの居心地だった。洗濯もした。

それにしても、ここのデザインはちょっと変わっていた。
部屋は、大きめのプールがある中庭を囲む様に並んでいるのだが、ご覧の通り、ドア以外は全面ガラス張り。

外はそのまま通路になってるので、人が通る。これでは部屋の中がまる見えになってしまうし、安motelだから用心もした方が良いので、厚いカーテンをひく事になる。そうすると、ガラス張りにしている意味はまったく無く、明かりも入らず部屋の暗い照明だけとなる(他に窓はない)。チェックアウトの際に写真を撮ル為にわざわざカーテンを開けたが、そうでもなければ、そのまま部屋を出てただろう。

もう少し何か条件が違っていれば、"モダン"な設計だったかもしれないが、ここの状況では全く無意味だった。なんか残念、惜しい気持ちが残る憎めない宿だった。

2008/11/14

(day64)




旅行中、目が覚めた時に自分が何処に居るのか分からなくなった事が、何度かあった。63日間で同じ宿に2泊したのは2ヶ所だけ。夜遅くに辿り着くなり、倒れるように寝ただけの宿もあった。

今朝、目が覚めて見えたのは、縦長のブラインドに窓の外の湖。あぁ帰ってきたんだなぁと、旅の終わりを実感した。もう"64日目"ではないんだ。久し振りの我が家のベッドは、旅先のどんなベッドよりも硬くて快適だった。





壁のカレンダーは、まだ9月。
出発したのは9月12日だった。遠い昔のような、つい昨日のような。

旅の写真やメモで載せられなかったのが沢山あるので、整理しながら、しばらくはこの旅ブログも更新を続けてみようかと思う。何よりも自分が忘れないように。


誰よりも、ウチの郵便物や観葉直物を管理しておいてくれたKT夫婦にお礼が言いたい。忙しい所、本当にありがとう。
2ヶ月分の請求書の束を開けてゲッソリしているところだよ。

2008/10/10

day28-29 RT66 の終焉


Barstow, CA / Victorville, CA

RT66 の終焉

Barstowのドライブインシアターは、2スクリーンあるものの、ろくに看板も上映案内もない質素な運営で「取りあえずやってます」という感じだった。それぞれのスクリーンでは2本上映されており、僕達はSamuel JacksonのスリラーとKate Hudsonのラブコメという組合せを観た。まぁ大人ひとり$6だから、ただの名画座感覚なら文句はない。

宿は映画に行く前に決めておいた。その名も"Route 66 Motel"、ガイドブックで「安くてキレイ」とオススメの場所。RT66のネオンサインがいかにもで、敷地には壊れたクラシックカー等が並び、雰囲気を醸し出していた。インド人のオーナーが「very clean」と自信満々に案内してくれた部屋は、改装されてクーラーも新調した、との事だった。

二本立を観た後でMotelに戻り、写真の整理とBlogの更新。ベッドが円形で(これが名物らしいが)なんか昭和・日本のラブホテルみたいだな、とか思いつつ「あのドライブイン・シアターでは、愛があまり感じられなかったな」とか「Bagdad Cafeでは一日に何回、あの主題歌を流しているんだろう」とか考えていた。そして、ここのMotelに"RT66"がついてなかったら、果たしてここに泊っただろうか?と。確かに、一見したところ小奇麗な部屋で、虫の知らせだろうか、なんか腑に落ちない気がしていた。

そんな事を考えながらblogを打っていたら、午前2時を過ぎていた。妻はぐっすり寝ている。
寝ている妻の横、僕が眠るハズの所で何かが動いている。枕に虫!ゴキブリのちっちゃいのだな。よく見たらベットのいたる所に何匹もいるじゃないか。深夜になって彼らの活動タイムになったのだ。その古いベットからどんどん這い出てきているのだ。ティッシュで殺していったら、あっという間に十匹以上になった。熟睡中の妻を起こす。自分がそこで寝てたらと思うとゾツとしつつ、薄着だった妻を不憫に思った。今度は飛び起きた妻が言った「赤いのも動いてる!」。それはシーツの真ん中を闊歩している赤いダニだった。僕達は部屋を出る事にした。

無反応だったオフィスから、出発直前にようやくオーナーの妻が出てきて言った。簡単に苦情を言うと、こう応えた。「部屋はvery clean」。 じゃぁ見てみなよ。あのゴキブリだらけのベットを!「今は見ない。出ていくなら、勝手にどうぞ。で、鍵はちゃんと返してね」。

まぁ、very cleanの定義ってのは人によって違うのだろう。たまたま虫が多い時期だったか?それとも、虫が活動する深夜まで起きてて、見てしまった俺が悪いのか?知らずに寝てれば平和だったのだろうか?

「安かろう悪かろう」だ、虫だって出るだろう。ニューメキシコのmotelで、部屋に入り込んだ鈴虫の鳴き声で眠れなかったのを思い出したが、いやいや、そんな次元ではない。ゴキブリが床を歩いてるならまだしも、ベットの中でどんどんわいて出てくるのは、たまらん。虫だけが原因じゃない、洗面所がカビだらけだったり、気になって我慢してた部分は他にもあったところに、虫で大きくトドメを刺されたのだ。

僕はドライブインシアターやRoute 66というギミックに「釣られて来る」モノズキな客だ。ただ安い宿を探していたのではない。ノスタルジアと不衛生は違うのだ。そんな旅の中で、Munger Moss Motelや、Tulsaのドライブインシアター、Tucumcariのアンティーク屋のお婆さん・・・出会えた事が嬉しかった人達が沢山居たが、既に懐かしい存在になりつつある。

既に気付いていた。あんな素晴らしい人達が居る一方で、RT66の歴史やブランドにぶら下がっていれば客が寄ってくるから商売してる人が居る事を。これまでもRT66沿いには"Route 66"の名のついたMotelは無数にあった。そのうち2ヶ所で、泊ろうして部屋を見せてもらいながらも、汚そうで止めていた経緯があった。そう言えばあの時も「very clean」とフロントで言われたっけ。

なぜ今夜はまんまと釣られたのだろう。ガイドブックで薦めてたからか?ネオンサインやクラシックカーに引かれたからか(先代のオーナーが集めたのを引き継いだだけだろうけど)?値段だって、街の安motelのレベルから言えば割高だった。
今夜はとても裏切られた気がして、I-40を西に走った。この深夜になって、どうするのが良策なのかは分からなかったが、とりあえず、ただ走った。Old Route 66ではなく、普通の高速道路を。
僕らのRT66 の旅は終りを迎えた瞬間だった。失恋した時みたいな気分だった。


少し先のVictorvilleという街まで行くのが限界だった。一日中ドライブして、二本立ての映画を見た後の午前4時半。ホテル難民になりつつも、辿り着いたのは、Hilton Garden Inn。 $80でチェックアウトは午後3時(今からでも十分睡眠が取れる!)。Hilton系の会員だったので、部屋はJunior Suiteにアップグレードしました、と言われた。広い部屋に、無駄にでかいプラズマ・テレビが2台、リビングとベットルームにそれぞれあった。

そして清潔さで言えば、これこそが、僕らの感覚で言う「very clean」だった。

2008/09/21

day10 短信 Blue Swallow Motel

Tucumcari, NM


旅も10日目。RT66も半分が過ぎ、ニューメキシコ州へ。
宿は念願の Blue Swallow Motel

2008/09/20

day09 昔ながらの…

McLean TX

テキサス州に入りました&今夜はホテル難民にならずに済みました。
宿はMcLeanという小さな町、Cactus Inn Motelという昔ながらのmotelのこじんまりとした可愛い部屋。夕食はその隣にある、 町で一件しかないというレストラン(もちろんステーキ・ハウス)にて。

昔ながらの魅力を維持してる宿には、先日のMunger Moss Motel や、この先で泊まりたいと考えているBlue Swallow Motel等が有名だけど、ここのようにまだ他にも残っている事を嬉しく思う。

RT66の全盛期からどんどん遠ざかる中、 老朽化やオーナーが変わってしまったりで、いつまでも魅力を維持し続けるという保証はない。 映画「レインマン」の撮影で使われたmotelもオーナーの交代ですっかり雰囲気が変わってしまったと聞く。 昨夜のTrade Winds Motelも何かを失ってしまったような印象を受けた。

RT66を走っていると、既に廃墟となって朽ちたままのmotelを見る事の方が多い。 時代の流れに抵抗するのは難しい。だからこうして旅をして実際に足を運んでみる事にしたのだ。

本当になくなってしまう時が来るかもしれないから。
・・・ここまで書いたところで、このCactus Inn そのものが$30万で売りに出ている事を知った。

鈴虫
今、部屋の中で鈴虫が鳴き始めたのですが、けっこう大きい声で。電気消したら鳴き止むんだろうか。

2008/09/19

day08 短信ーホテル難民

Clinton, OK


旅費の中で大きな比率を占める宿代。長旅になりそうなので、なるべく「リーズナブル」に収めたいところだが、この加減が難しい。

安けりゃいいってワケでもなく、衛生・安全面は気になるし、出来ればインターネットも使いたいし・・・と欲も出る。意外に安くても清潔・快適なMotelも見つけたりする。

足で回って探す事が多し打率も高いが、時にはインターネット(Starbucksとかで)も使ってみる。
行き当たりばったりの旅なので、適当な宿がみつからないと、思い切って次の街まで進む事もある。だが長時間ドライブの後で、これをやると疲れも倍増、うんざり度も増してくる。数時間を費やして、夕食がまだだったりするとさらに途方に暮れる。僕たちはこれを「ホテル難民」状態と呼んでいる。

4日目の夜はルート66の歌にも出てくる Joplin, Missouriに泊まるつもりでいたのだが、Hotel/Motelが沢山立ち並んでいても、ピンと来る宿は見つけられなかった。この日は運転も長かったので相当辛かったのだが、思い切ってハイウェイに乗って先まで行ったら、安いながらも新築2ヶ月という宿を見つける事が出来た(翌日RT66を辿る為にJoplinまでは戻ってきたのだが)。


今日は、昼過ぎにオクラホマ州立大学の街を出た後、またRT66から外れて南下して、アナダルコというアメリカインディアンで知られる街に行っていた。夕方にはRT66に戻っていたのだが、HYDRO, WEATHERFORDといくつか街を過ぎても宿が決められない。


Route 66 MuseumがあるとうCLINTONで決着をつけようと、いくつか迷った挙句、エルビス・プレスリーが常連だったという(部屋がそのまま残ってる)Trade Winds Motelに一度はチェックインしたのだが、駐車場では近所のガキ達がたむろってて雰囲気悪いし、部屋はただ古いだけでなんか臭いし、さらに他人の荷物が置き忘れてそのまま残っていた。これではあまりに気味が悪いと、返金してもらい($55だった)ここも諦めた。

結局、時間切れ、普通にHampton Inn(ヒルトン系)に泊まる事にしたが、何軒も回った安宿に比べたら、まるで天国のようであった($118)。 コーヒーだって何種類もあるんだよ(笑)

2008/09/15

Munger Moss Motel 部屋

Lebanon, MO

「古き良き時代」が綺麗に残っている部屋。
宿泊客が贈ったと思われるRT66の写真が飾られていた。




あまりの居心地の良さに、いつまでも泊まっていたい気分になるが、いざ出発。ここまでの走行距離は574ml。

Munger Moss Motel 朝

Lebanon, MO



2008/09/14

Munger Moss Motel 夜

Lebanon, MO
RT66を旅するならば、「必ず泊まらなければいけない」とさえ言われるMunger Moss Motel。
Ramonaさんが暖かく迎えてくれた。