2008/09/30
day19 短信
19日目 Monticello, UT発−Mesa Verde−Cortez, CO泊
昨夜の宿は「Runnin' Iron Inn & Roughlock RV Park, Line Camp Steakhouse」(canyonlandsbestkeptsecret.com )という名前。
山小屋、日本で言うならペンションだろうか。またすぐに戻ってきたい宿(インターネットが無いのが難点というか、それもまた良しというか)。
さて、コロラド州に入り、Mesa Verde National Parkへ。
とても興味深い国立公園・・・というより遺跡だった。
昨夜から一転、今夜は典型的なホテル難民状態に陥る。最後はなんとか落ち着くが、その後で洗濯を深夜まで。グランド・サークル巡りに関しては、全くの勉強不足を反省。世界各国からの観光客も多い割に、良い宿が数も距離も限られるのも難点で。
RT66は移動が目的の旅だが、こっちは公園の中を歩いたり、所要時間もかかるので、勝手が異なるので戸惑っていた。日頃の運動不足もたったって、夜は身体もぐったりだが、でも、星がすごく綺麗デス。
2008/09/29
day18 短信
2008/09/28
day17 短信
17日目 Kanab UT発−AZ経由−Goulding (Monument Valley) UT泊
前夜、真っ暗な中で辿り着いたので、景色の良い街だとは気がつかなかった。そもそもPage, AZに泊ろうと思っていたのを、真っ暗な山道で諦めた故、今日はアリゾナ州に一旦戻りつつ、移動中心の一日となる。途中、走行距離3000mlを迎える。
なんとか日暮れまでにモニュメント・バレーに到着。
多分、この旅を通して一番贅沢な宿となるだろう。
ここで「悲劇」。珍しく三脚を使っていたところ、うっかりカメラと望遠レンズをつけたまま倒してしまい、あっけなく両方とも壊れた(号泣)。予備のカメラはあるのだが、E-520は発色も気に入っていたので、かなりショック。
2008/09/27
day16 短信
夜明け前に出発してグランドキャニオン、South Rimへ。ビジターセンターで鹿の群れに遭遇したり。ここまでは順調だったのだが、ついに夫婦喧嘩をする。
午後は、4-5時間かけて、反対側のNorth Rimへ。途中、白樺のようなアスペン林が紅葉しており、とても綺麗だった(入口近くは山火事で焼けていたのが残念だったが)。
一日のうちで朝日、夕陽をグランドキャニオンの両側で楽しむ事が出来たのは快挙だった。しかし帰路、真っ暗な山道を迷走する羽目に。RT66を巡るのとは勝手が違うという事を思い知らされた。フラフラと、なんとか辿り着いたのはユタ州の街。宿は日本のスキー場にある大旅館の雰囲気だった。
2008/09/26
day15 短信
「ジャック・ラビットの看板」といったRT66らしい観光名所を楽しみながら、本日の目玉はバリンジャー・クレーター(Meteor Crater)。その後、Flagstaffで夕食、ダウンタウンを散策してから、Williams, AZで宿。
さて、しばらくはRT66を離れて、グランドキャニオンを始めとするグランドサークル巡りに入る事になる。・・・が、明日以降のルートを全く決めてないので、少し悩みつつ慌てて情報収集中。しかも週末に重なってしまったので、宿や取りにくくなったり週末レートになってしまったのも悩みのタネ。
バリンジャー・クレーター
バリンジャー・クレーター(Meteor Crater)は約5万年前に隕石が衝突したで出来たされる巨大クレーター(詳しくはwikipediaを)。興味ある人にとっては、とてつもなく意味深く、そうでない人にとっては、きっと、ただの大きな穴。我々は1時間のガイド・ツアーに参加してクレーターの淵を歩いたりして満喫した。
meteorcrater.com
2008/09/25
day14 短信
午前中にGrantsのウラン鉱山博物館を見学。
その後はニューメキシコ州をひた走る。途中でメサの周りをぐるりと一周するように、RT66を外れて走ったりもした。オクラホマ、ミズーリが廃墟マニア向けとしたら、ニューメキシコからは鉄道マニア向けかもしれない。長い長い貨物列車と並走したりして運転を楽しむ。
Gallup(買い物)に立寄った後はさらに進み、いよいよアリゾナ州入り。
Sanders, AZのやる気のない66ダイナーで食事をした後は、Holbrook, AZを目指す。先方の手違いで"Wingwam Motel"には泊れず。あやうくホテル難民となるが、なんとか見つけた安宿は7月に改装したばかりとの事で、一安心。
2008/09/24
day13 "ルート66" ビジネス
今日はアルバカーキー市内をゆっくり通り(66 DINERでランチ)、小さな水族館・植物園に立寄ったりした後で、西へ向かいました。
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ご想像通り、全米のRT66沿いには「ルート66なんとか」というビジネスが沢山立ち並んでいます。自動車修理屋だったりすると、まだ旅や車に関係あるとは思うのですが、見ていると「ルート66不動産」や「ルート66法律事務所」等・・・なんでもありです。
ありそうなんだけど、初めて見つけたのが「カジノ」。
外装も内装のテーマもRT66でまとまってるようです。
Route 66 Casino Hotel ・・・とりあえず車を止めて看板の写真。
お!「Buffetお二人様$9,95」とデカデカと!
これは昨日のサラダ・バーよりもはるかに節約になるぜ(<カジノで遊ばなければな!)と店内へ・・・。
予想以上にBuffetはまともで、しっかり食べて、ソフトドリンクもコーヒーも、デザートも、税金も込みで二人でちゃんと$9.95でした。しかし、レストランからカジノの店内を通って外への出口までが、満腹感で気も緩んで遠く感じられたなぁ。
結局、誘惑に負けた夫婦は、平日の客寄せプロモーションにまんまと乗せされ、スロットマシーンでちょっとだけ遊んでしまったのだった。まぁそうなる事は分かってたんだけど。
2008/09/23
day12 短信
アルバカーキー、綴りが覚えられません。
サラダ・バー
今日はずっとSanta Feをうろうろしてた後で、夜になってからAlbuquerqueに移動。
宿の近くでWholefoodsを見つけたので、今夜の夕食はサラダ・バーで野菜をたんまり補給。ついでにワインも買ったりして。Santa Feのはるかに予算オーバーな外食に比べれば、リーズナブルで健康的な夜。
2008/09/22
day11 短信ー1999.9ml
2008/09/21
2008/09/20
day09 昔ながらの…
テキサス州に入りました&今夜はホテル難民にならずに済みました。
宿はMcLeanという小さな町、Cactus Inn Motelという昔ながらのmotelのこじんまりとした可愛い部屋。夕食はその隣にある、 町で一件しかないというレストラン(もちろんステーキ・ハウス)にて。
昔ながらの魅力を維持してる宿には、先日のMunger Moss Motel や、この先で泊まりたいと考えているBlue Swallow Motel等が有名だけど、ここのようにまだ他にも残っている事を嬉しく思う。
RT66の全盛期からどんどん遠ざかる中、 老朽化やオーナーが変わってしまったりで、いつまでも魅力を維持し続けるという保証はない。 映画「レインマン」の撮影で使われたmotelもオーナーの交代ですっかり雰囲気が変わってしまったと聞く。 昨夜のTrade Winds Motelも何かを失ってしまったような印象を受けた。
RT66を走っていると、既に廃墟となって朽ちたままのmotelを見る事の方が多い。 時代の流れに抵抗するのは難しい。だからこうして旅をして実際に足を運んでみる事にしたのだ。
本当になくなってしまう時が来るかもしれないから。
・・・ここまで書いたところで、このCactus Inn そのものが$30万で売りに出ている事を知った。
鈴虫
今、部屋の中で鈴虫が鳴き始めたのですが、けっこう大きい声で。電気消したら鳴き止むんだろうか。
2008/09/19
day08 短信ーホテル難民
Clinton, OK
旅費の中で大きな比率を占める宿代。長旅になりそうなので、なるべく「リーズナブル」に収めたいところだが、この加減が難しい。
安けりゃいいってワケでもなく、衛生・安全面は気になるし、出来ればインターネットも使いたいし・・・と欲も出る。意外に安くても清潔・快適なMotelも見つけたりする。
足で回って探す事が多し打率も高いが、時にはインターネット(Starbucksとかで)も使ってみる。
行き当たりばったりの旅なので、適当な宿がみつからないと、思い切って次の街まで進む事もある。だが長時間ドライブの後で、これをやると疲れも倍増、うんざり度も増してくる。数時間を費やして、夕食がまだだったりするとさらに途方に暮れる。僕たちはこれを「ホテル難民」状態と呼んでいる。
4日目の夜はルート66の歌にも出てくる Joplin, Missouriに泊まるつもりでいたのだが、Hotel/Motelが沢山立ち並んでいても、ピンと来る宿は見つけられなかった。この日は運転も長かったので相当辛かったのだが、思い切ってハイウェイに乗って先まで行ったら、安いながらも新築2ヶ月という宿を見つける事が出来た(翌日RT66を辿る為にJoplinまでは戻ってきたのだが)。
今日は、昼過ぎにオクラホマ州立大学の街を出た後、またRT66から外れて南下して、アナダルコというアメリカインディアンで知られる街に行っていた。夕方にはRT66に戻っていたのだが、HYDRO, WEATHERFORDといくつか街を過ぎても宿が決められない。
Route 66 MuseumがあるとうCLINTONで決着をつけようと、いくつか迷った挙句、エルビス・プレスリーが常連だったという(部屋がそのまま残ってる)Trade Winds Motelに一度はチェックインしたのだが、駐車場では近所のガキ達がたむろってて雰囲気悪いし、部屋はただ古いだけでなんか臭いし、さらに他人の荷物が置き忘れてそのまま残っていた。これではあまりに気味が悪いと、返金してもらい($55だった)ここも諦めた。
結局、時間切れ、普通にHampton Inn(ヒルトン系)に泊まる事にしたが、何軒も回った安宿に比べたら、まるで天国のようであった($118)。 コーヒーだって何種類もあるんだよ(笑)
2008/09/18
day07 短信
気分転換
今日はルート66を外れて少し北上した、オクラホマ州立大学がある街(Stillwater OK)に泊まっています。
友人が昔ここを卒業したと言うだけで、特にこの街に立ち寄る由縁は無かったのですが、まぁ近く(オクラホマ・シティ)まで来たし、ちょっと気分転換に覗いてみようかなという感じで。
ルート66は、古き良きを探るノスタルジックな旅ではあるのですが、下手すると半ばゴーストタウン巡りというか、寂しい気持ちになる時もあります。一方で、ここのような大学/学生中心の街というのは、何があるというワケではないんだけど、活き活きとした(若い!)空気で満ち溢れてるので、ちょっと気分が軽くなります。自分が昔ちょっと居た東海岸のカレッジタウンを少し思い出したりもして。
途中、Edmond, OK で、美味しいステーキ屋を偶然見つけたり、リーズナブルなくせに綺麗なジャグジーもある宿にも泊まれて、文字通り気分転換が出来ました。
旅は一週間が過ぎました。
Stillwaterに向かう途中の高速が渋滞してた為、たまたま降りた出口にあった店。
Steak & Catfish Barn
5175 E Waterloo Rd, Edmond, OK 73034
2008/09/17
Tally's Cafe
day06 短信
2008/09/16
day05 短信
走行距離は明日にでも1,000mlに届きそうです。
今日は昨夜すっ飛ばしたカンサス州の部分をじっくり回った後で、オクラホマ州を南下。夕食はTulsaの日本料理屋で。そして夜中に洗濯中<衣類は約5日分持ってきている。連日10時間近く運転・移動していると、さすがに疲れが残ってくるようです。もう少し余裕を持った方がいいかもしれない。
RT66を旅する人の間でとても有名な、
Munger Moss Motel の写真を載せました。
day03 Munger Moss Motel 夜
day04 Munger Moss Motel 朝
day04 Munger Moss Motel 部屋
Blue Whale
RT66名物、なんとも愛嬌のある巨大な青い鯨。
1972年頃にHugh Davis氏が鯨好きの奥さんへの結婚アニバーサリーのギフトとして密かに作ったモノ。もともとこの場所はDavis一家の私有地だったが、地元の子供達が侵入して池で遊び始めたので、Davis氏は砂を運び込みビーチを作り、ピクニック・テーブルや売店を設置し、そしてライフ・ガードも雇って、一般公開したとのこと。地元の人気アトラクションとなった。桟橋+ハリボテ状になってるので、口から入っていくと、尾の方で池に飛び込めるようになっている。
Davis氏が亡くなる2年前の1988年にswimming parkは閉鎖され、この鯨も長い間、朽ちて放置されていたが、それでも人気は衰えずRT66を巡る名所としてリストアップされていた。
その後、保存運動が盛り上がり、2002年にCatoosa住民のボランティアとHampton Inn(ホテル)の寄付金により青い鯨は復活した。
そんなに大げさな、たいしたモノではないのだが、愛嬌に溢れていて見てるとついニヤニヤしてしまう。
塗り直されて綺麗になった鯨の顔も嬉しそうであった。
Coleman Theatre
1929年に建てられた Spanish Mission-styledの劇場。
Coleman Theatre
103 N Main St, Miami, OK 74354
http://colemantheatre.org/
2008/09/15
day04 短信
Munger Moss MotelのオーナーRamonaさんが、そう言ってました。
それを証明するように、4日目には嬉しい出会いが重なりました。
day04 66 DRIVE-IN THEATRE
day04 Spencer, MO
day04 Gay Parita Gas Station
day04 Old RT 66
day04 TAKHOMASAK
day04 Route 66 Antique Mall
day04 Faye's Diner
66 DRIVE-IN THEATRE
ドライブイン・シアター巡りをぽつぽつ始めた頃、USA Today紙の記事(全米ベスト10)で取り上げられているのを見た時から、この66 DRIVE-IN には是非訪れたいと思っていた。ルート66とドライブイン・シアターだなんて「ノスタルジアの二乗」って感じがしたので。
ところが、この旅を出発してから、既に今シーズンの上映が終了しているのを知って愕然・・・、やはり9月になって夏休みが終わると客足がガクンと落ちるのだそうだ。
日没直前になって運転も疲れてきた頃、直前で道に迷う場面もあってイライラしてた頃に、やっと、この前を通過。よろよろと車を降りて、閑散とした辺りの写真を撮ることにした。
ふと、呼び声がしたので振り向くと、シアターの横の家からオーナーが出てきてくれた。
「今、電気つけてやるよ」と。
"ジッーッ"という音とともにネオンが点ると、魔法がかかったかの様に途端に辺りの雰囲気が一転した。まるで夏の間のお客さんのざわめきが聞こえてくるかのようだった。あるいは全盛期だった時代の賑やかさが蘇るかのようだった。そしてチケット・ブースの赤と緑のネオンが、夕陽の中であまりにも美しく、輝いて見えるのだった。
「ルート66は時空を結ぶ」 その言葉を肌で感じた瞬間だった。
しばらくオーナーとドライブイン・シアター談義をした後で、僕は礼を言い、宿を探しに先に進む事にした。
「4月になったら、またオープンするから。来いよ。」
僕は手を振ってそれに応え、車をスタートさせた。
Gay Parita Gas Station
Gary Turner's Sinclair Station
Gary Turner氏は昔のガソリンスタンドをそのまま保存して、RT66の旅行者を招待してくれます。
スタンドが載っている昔の新聞記事や写真のコピーをプレゼントしてくれたり、写真を撮ろうとすると帽子を被ってポーズをとってくれたり、サービス満点で嬉しくなります。
このスタンドによく似合うオレンジ色のクラシックカーで旅をしている夫婦が、たまたま訪れていました。
夜もネオンで綺麗になるようです。
http://rwarn17588.wordpress.com/2008/09/15/the-nighttime-glow-of-gay-parita/