Tunnel View, Yosemite National Park | 2008/10/23-day42
訪れた誰もがアンセルアダムスになって写真を撮る、絶景ポイント。
しかもアクセスは超カンタン。
有名なトンネルビュー、駐車場・展望テラスは再整備されたばかりだった。訪れた翌日には開幕式典が行われ、内務省長官が来ていたそうだ。国立公園制度は内務省が管理していて2016年に100周年を迎える。これに向けて同長官が大統領に記念プロジェクトのロビー活動を行い、いくつかの予算を引き出し、まず実現したのがこのトンネルビューの再整備なのだと、新聞記事に載っていた。
改装後の写真 / 改装前
小さな子供から老人まで、あるいは身体が不自由でも、世界遺産の絶景が駐車場から10歩で見れる・・・正確に数えてないけど、それほど近い距離。サンフランシスコから日帰りバスツアーで来る人もいれば、公園内にはロッジもあるし、テントを張ってキャンプも出来る。トレイルもお散歩程度のものから、果ては絶壁のロッククライミングまで幅広くある。訪れる人の体力、時間、様々な要素に合わせてアクティビティが選択できる。そして人が訪れない、はるかに広大な自然保護地区も守られている。
グランドキャニオンもそうだったけど、アメリカの国立公園の幅の広さ・懐の深さ、これは凄い事だと思った。 開発・整備 vs 自然保護 vs 環境教育、etc ・・・様々な立場の考え方や思惑のバランスの上で成り立っているのだと思うけれども。