2008/10/31

day50 短信・折り返し点



Bellingham, WA発-Anacortes(Ferry)-Friday Harbor, WA (San Juan Island)泊

50日目、愛車はついに海上も移動。
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そもそもこの旅は僕にとって20年振りのアメリカ横断。あの時はGreyhoundバス、Amtrak、飛行機、レンタカー等を駆使したものだったが、今回は妻と一緒に自分の車でRT66を走破するというのが最初のアイデアだった。そしてサンタモニカに到達した後は1~101を北上して(サンフランシスコから北は僕も来た事がなかったので)シアトルまでは、と思っていた。その後の旅程は漠然とした考えしかなかったが、カナダに入ってバンフ国立公園~グレイシャー国立公園を通ってシカゴに戻るルートを旅をしながら調べていた。実際、昨夜泊ったBellinghamはカナダとの国境間近の街で、今朝のうちにバンクーバー入りするつもりだった。

ところが、昨夜、バンフの天気予報を見ると雪で気温も低い。もともと11月になると観光シーズンが終わってしまうので迷っていたのもあり(特にコロンビア大氷原も終了)、雪のカナダをわざわざドライブするのが急に億劫になってしまった。妻とも相談して無理にトラブルの元になるような事は止めようという結論に。その一方で、一度後にしたシアトルをそのまま旅の折り返し点にしたくはないという気持ちもあった。

そこで、急遽調べて決めたのがSan Juan Island行き。ここまで長距離ドライブをした後で「フェリー」というのが、なかなかの変化球に感じられ、ささやかな船旅を楽しんだ次第。島の"Friday Harbor"を見下ろす宿に泊り、夜まで行き来するフェリーを眺めながら、旅の50日目と"折り返し点"を祝った。

さぁ、どうやってシカゴに帰ろうか。